西洋占星学における「逆行」

西洋占星学における「逆行」

2017年2月7日

西洋占星学における「逆行」についてお話したいと思います。
いきなり難しそうですがそうでもありません。ただ星が反対向きに動いているように見えているだけのことです。

西洋占星術では地球を中心に星の動きを見ます。ガリレオもびっくりの天動説が元になっています。

天動説では惑星が反対向きに動いて見える時期があります。それを逆行時期といいます。

ちなみに2009年11月6日00:00現在、逆行している天体は、天王星です。

西洋占星術における逆行時期は、その星の影響が素直に現れることがなく、曲がった天邪鬼のような現れ方をする時期になります。
その星に意地悪されている期間と考えてください。

土星を例に挙げると、土星は政治・経済になど社会に関する影響が出るという捉え方をします。
土星の逆行時期は社会として負債を抱えていく時期だといえるでしょう。

そして逆行が終った時、変革が訪れると言われています。そこからが負債の返済になります。

このように、ひとつの天体でも順行時期と逆行時期では意味合いが変わってくるのです。