西洋占星術とは

西洋占星術とは

2017年2月7日

西洋占星術とはそもそも何なのでしょうか。
現在では占いに使われることが多い占星学ですが、科学が進歩していない時代は暦を読むために利用されているものでした。

科学が進歩していない頃の占星術師は、夜の正座を見ることで季節や暦を把握していました。
西洋では占星術師と呼ばれていましたが、日本では陰陽師と言う名の職業がこれにあたります。

どちらも星やそれ以外の気候状況などを観察し情報を集め、過去の経験や資料から後の天候を占う役目を持っていました。
優れた占星術師は天候をピタリと当てるような人なわけですから、不思議な力があると思われたとしても不思議ではありません。

そんな中で、占星術の役割が「未来を占う」という事にまで拡張され、多くの占星術師の試行錯誤が繰り返された結果「占い」としての占星学が生まれたのです。

現在は、天体の観測データや計算上からホロスコープを作成し、過去の占星学の考えに乗っ取り、個人や出来事の未来や運命を「占う」ことに利用されています。
過去の占星学の考えをベースにはしているものの、今の時代に合わせて見識を変化させています。

占いをする人によって捉え方が異なる場合があるため、ひとつの結果に固執しすぎないほうが良いのかもしれません。
よく当たると言われる方は、多くの人を見ている経験というデータがあり、それを占星術と絡めることで占いを行っています。

西洋占星術自体は学問からの派生ではあるので、調べてみるといろんな発見があると思いますよ。